河北省滄州市 
Hebei sheng Cangzhou shi 
 ホーム河北省>滄州市

都市名
  滄縣。中心地は滄州市新華区。河北省へ来るのは久々かな。最近は外国人の宿泊制限が厳しい。河北省は特に厳しいような気がする。ホテルを探すのに苦労するのは嫌なので、山東省徳州市から日帰りすることにした。目的は袁紹墓と言われている前高龍華古墓を見ること。滄州火車站に到着、どこからか目的地へ行けるバスが出ているはずなのだが、わからない。西バスターミナルまで行ってみたが、ないと言われた。仕方ないので近くの街までのバスに乗ることにした。発車してしばらくすると、街外れでバスが停まった。どうやらここでも客引きをするらしい。外を見ているとそこに行きたい場所へのバスが停まっていた。ここからバスが出ているのか。まあ、途中であのバスに乗り換えればいい。そんなこんなで袁紹墓に到着。かなり大きな封土だ。でも周りに植樹されているので写真が撮りづらかったなあ。(2013年11月)
袁紹墓 Nov. 2013
YuanShao Mu
thumbnail 
袁紹墓 Nov. 2013
YuanShao Mu
thumbnail 

都市名
  呉橋縣。中心地は桑園鎮。天津から列車に乗って3時間半ほどで到着。駅を出てみると「雑技之郷」と書かれてあるが、それ以外にはなにもなく田舎の街だなと感じる。以前NHKの番組でこの街を紹介していたが、その時は「あぁ、中国にはこういう街もあるんだな」としか思わなかったが、中国人の知り合いから行ってみたらと勧められたので、今回訪れてみた。
  呉橋は有名な雑技の郷で、民謡でも「上至九十九、下至剛会走、呉橋耍玩芸、人人有一手」と唄われ、呉橋の人々は誰でも雑技を一つはできるそうだ(本当かどうかは分からないけど、多いのは確かなようだ)。呉橋雑技の歴史は長く、漢代司馬遷の「史記・樂書」にはすでに雑技の雛形とも言える記載があるそうだ。現在では15類50種あまりの雑技があり、呉橋には30の雑技団、1000人近くの演技員が、また全国の50を超える都市の雑技団に1700人を超える演技員を送り出し、500人近くの呉橋籍の華僑も雑技を行っていると言う。
  到着したはいいものの、ガイドブックにも載っていないし、観光案内があるわけでもない。仕方ないのでタクシーの運ちゃんに「どこで雑技を見られるんだ?」と聞く。すると雑技城というのがあって、そこで見られると言う。本当は庶民が雑技をしているところを見たかったが、それは難しいらしいので諦めて、雑技城へ。(2001年6月)

雑技テント Jun. 2001
Zaji Pengzi
thumbnail 雑技はこんなテントの中で行われる。上海雑技団の設備に比べれば粗末なものだろうけど、昔ながらの味わいがあるように感じる。
雑技 Jun. 2001
Zaji
thumbnail 碗を足で蹴り上げ、頭の上で重ねる雑技。碗の数が少ないうちは失敗しないが、多くなるとさすがに何度も失敗していた。ここは若い団員が練習を兼ねて芸を披露している場所なので仕方ない。
雑技 Jun. 2001
Zaji
thumbnail 仰向けになって足でテーブルを縦に回す雑技。この団員はちょっと格が上らしく、芸の披露も堂々としたもの。他にも大きな壺に人を入れて、脚の力だけで回す芸も披露していた。
雑技を観る子供達 Jun. 2001
Kan Zaji de Haizimen
thumbnail 雑技の披露中、傍らでは子供の団員が先輩の技を熱心に見つめていた。ここ呉橋で雑技を学ぶ子供はかなり多い。この子供達の中からも未来の主役が生まれるのかな?
雑技 Jun. 2001
Zaji
thumbnail ここで披露されている雑技はそれほど複雑なものではないようだ。しかし見ているとやっぱり見入ってしまう。結局かなり遅くまで雑技を見ていて、駅に戻るのが遅くなってしまった。
雑技 Jun. 2001
Zaji
thumbnail 頭の上に2台のテーブルを乗せる雑技。「普段は1台だよ」と言う口上のあと始まる。傍らの女性が心配そうに見ている。簡単そうに見えるがやっぱり危険だと思う。それでも頑張ればおひねりが貰えたりする。

©1996-2015 Kanoda Yoshihito. All rights reserved.