四川省雅安市

Sichuan sheng Ya'an shi

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• 人口： 約156万人（市轄区63万人）
• 民族： 漢、回など
• 行政単位： 地級市
• ピンイン： yǎ ān

雅安市。成都からチベットへ行く前に1日余裕があったので、親父と嫁さんと一緒に、碧峰峡へ行くことにした。以前、交通飯店内の旅行社で知り合った、胖哥と劉さんも一緒に行くことになり、胖哥が自分の車で連れて行ってくれた。   碧峰峡は、なかなか綺麗なところだ。歩いて回ると上り下りが多いので、親父は早々に籠に乗ることとなった。いくつもの滝があり、空気もきれいですがすがしい。新しくできたパンダ基地で、可愛いパンダも見ることができた。歩き回るのが大変だが、なかなか楽しめる場所だ。(2004年9月)

碧峰峡 Sep. 2004 Bifengxia   羌人懸棺 Sep. 2004 Qiangren Xuanguan   碧峰峡大熊猫生態園 Sep. 2004 Bifengxia Daxiongmao Shengtaiyuan

碧峰峡 Sep. 2004 Bifengxia   碧峰峡大熊猫生態園 Sep. 2004 Bifengxia Daxiongmao Shengtaiyuan   碧峰峡大熊猫生態園 Sep. 2004 Bifengxia Daxiongmao Shengtaiyuan

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• 人口： 約12万人
• 民族： 漢など
• 行政単位： 縣
• ピンイン： lú shān

芦山縣。中心地は芦陽鎮。成都の交通飯店、入り口に何件か旅行社がある。そこに貼られている地図を見ると、「姜慶楼」とある。三国遺跡かもしれないなと思いネットで調べると、やっぱりそうであった。また姜維墓もあるようなので、行ってみようと考えていた。すると、交通飯店で出会ったＫくんが「どっか一緒に行きましょう」と言うので、「ここはどう？」と一緒に行くことにした。Kくんもけっこう三国志が好きらしい。   さて、石羊客運站から高速バスに乗って雅安へ、そこから乗り換えて芦山へ到着。街中へ行って場所を聞くと、姜慶楼はすぐに見つかった。でも施錠されていて中に入れない。奥に入っていくと、博物館があったので、中を見られないか聞いてみた。鍵を持っている人がいて「どっから来たんだ？」と聞かれる。「日本からだよ」と答えたら、案内してくれた。でも姜慶楼の中は荒れ放題．．．。さて、ついでなので姜維墓のことを聞く。場所は近いのだが、「行っても入られないかもよ」と言われた。   Kくんと相談して、とにかく行ってみようと輪タクを捕まえる。これが大当たり。輪タクのおっちゃんが気の利く人で、先に姜維墓の場所を管理している人に聞いてやるよと、管理人の家に行った。そこで聞くと管理人はまだ墓のある場所にいるとのこと。で、到着後、輪タクのおっちゃんにお願いして、管理人と交渉してもらいOKがでた。そこはアンテナ基地？になっているので普通は入れてくれないらしい。輪タクのおっちゃん、ありがとう。(2003年10月)

姜慶楼 Oct. 2003 Jiangqinglou  「平襄楼」とも呼ばれる。北宋代に三国蜀漢の大将軍平襄侯姜維を記念して建築された。芦山は三国蜀時代には漢嘉郡首府陽嘉縣が治め、蜀の辺境にあった。ここに姜維が駐屯し、羌族の攻撃を防いでいたとされる。楼内には姜維について書かれた歴代の石碑も保存されている。 樊敏漢闕 Oct. 2003 Fanmin Hanque  闕は1958年に左側が修復された。中篆書で「漢故領校巴郡太守樊府君碑」の12文字が刻まれている。その下側には計557文字が刻まれており、建安十三年(西暦208年)に石工が書した。 王暉石棺 Oct. 2005 Wanghui Shiguan  1942年に出土。上部には「故上計史王暉伯昭以建安拾六歳在辛卯九月下旬卒其拾七年六月戌葬鳴呼衰哉」の漢隷書35文字が刻まれている。長さ2.5m、幅0.83m、高さ1.01m。

漢姜侯祠 Oct. 2003 Hanjianghou Ci  三国蜀漢の大将軍姜維を祀った祠。境内には姜慶楼、姜維廟などが立ち並ぶ。姜維廟内には木造の姜維座像、姜慶楼内には諸葛孔明の像などが祀られているが、少し荒れ気味。 姜維墓 Oct. 2003 JiangWei Mu  伝説では姜維の胆墓とされる。墓前に2枚の碑が残る。清道光十五年(西暦1835年)の「漢大将軍姜維伯約之墓」と清道光十六年(西暦1836年)の「漢大将軍平襄侯姜諱維墓」 三輪車のおっちゃん Oct. 2005 Sanlunche de Shushu  今回、芦山を案内してくれた輪タクのおっちゃん(右)と、交通飯店で知り合ったＫくん(左)。このおっちゃんなくして、姜維墓への到達は不可能だった？　芦山へ行ったらこのおっちゃんを探しましょう。

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