四川省資陽市 
Sichuan sheng Ziyang shi 
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都市名
  資陽市。(2005年10月)
半月山摩崖造像 Oct. 2005
Banyueshan Moyazaoxiang
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王褒墓 Oct. 2005
WangBao Mu
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都市名
  簡陽市。中心地は簡城鎮。成都近郊の街で、ここはまだ訪れていなかった。以前、列車に乗って通りかかったときには車窓から白塔が見えたのが記憶に残っている。まずはその白塔を見に行く。街を適当に歩いたが、特に面白そうなものもなかったな。他には郊外に湖などもあるらしいが、別にどこも似たり寄ったりなので行っても無駄だし。それならと大佛の頭が残っているところがあるらしいのでそこへ行ってみることに。しかし、そこまで行けるバスが見あたらない。たぶん近くの鎮まで行けばどうにかなるだろうと思い、賈家鎮まで行くと武廟郷へのバスがあった。それでも大佛まではまだ距離がある。人民じいさんに聞いてみるとバイクで行けと言われる。時間もあまりなかったのでバイタクに乗った。ボッたくってくるんだろうなと思っていたら、案の定。それでもGPSで大体の距離はわかっているので、1km1元に5元足して話をつける。これでも地元民が乗るときに比べるとかなり高いはずだが。(2010年2月)
聖德寺白塔 Feb. 2010
Shengdesi Baita
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簡陽大佛 Feb. 2010
Jianyang Dafo
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都市名
  楽至縣。中心地は天池鎮。以前、一度街まで来たことあるのだが、そのときは素通りしてしまった。今回は初代上海市長、解放軍元帥だった陳毅の生家を見に来た。しかし、街に着いたあといきなり気が変わってしまい、馬鑼臥佛を見に行ってしまった。まず回瀾まで行って、バイタクのにいちゃんに「馬鑼臥佛を見に行きたいんやけど」と言うと、「バイクで行ける道じゃないから」と断られる。しかし近くまで行く乗り合いのバイタクを教えてくれた。それに乗って近くまで行き、そこからは徒歩。一緒に乗っていたじいちゃんが途中まで案内してくれた。4月はもう太陽が出ていると暑いくらいだ。泥道、山道を汗だくになって歩き、探す。何回か場所を聞いてやっとたどり着くことができた。で、臥佛は...。が~ん、着色されている。しかも思いっ切り趣味の悪い色で...。あかんやん。
  数日後、またこの街を訪れる。今回はちゃんと陳毅の生家を見に行った。でも中心地からは結構遠い。労働鎮までバスで行き、そこからはまた徒歩。ここはバイタクでも行ける道なのだが、なぜか歩いてしまうのは貧乏人の性なのか?(2004年4月)

陳毅故居 Apr. 2004
ChenYi Guju
thumbnail 労働郷正溝湾に位置する。中華人民共和国の元老、陳毅元帥が1901年8月26日にここで出生、少年期を過ごす。清乾隆元年(西暦1736年)に建築、1980年8月に修復された。
陳氏祠 Apr. 2004
Chenshici
thumbnail 陳毅故居から約500mほど。清同治八年(西暦1869年)の建築。四合院形式の建物は、陳毅がフランス留学から帰国後に半年間住み、農民のため近くに流れる河に水力農具を設置。
陳毅故居 Apr. 2004
ChenYi Guju
thumbnail 建物は川中民居の特色を残す三重堂四合院。入口には鄧小平の筆による「陳毅故居」の扁額が掛けられている。近くには陳毅記念館も建てられ、陳毅に関する資料が展示されている。
馬鑼臥佛 Apr. 2004
Maluo Wofo
thumbnail 回瀾鎮馬鑼楊家溝に位置。北宋代初期の「釈迦涅槃聖迹図」造像。臥佛像の長さは10.5m、頭部が2.1mある。周囲には20尊の弟子の像が並ぶ。また大小20数龕の石窟も残る。

都市名
  安岳縣。中心地は岳陽鎮。今回の旅行中、漢中で宿泊した時にボ~っとテレビを眺めていたら、ちょうどここ安岳の石窟の紹介をしていた。漢中へ行くまでにも多くの石窟を見ていたこともあって、テレビで紹介されていた安岳石窟の美しさに魅せられ、予定にはなかったが来てしまった。
  成都で安岳行きのバスを探したが、どのバスターミナルかわからず、結局安岳の手前、樂至行きに乗り、そこから乗り換えることにした。が、樂至から安岳行きは少なく、さらに1台はチャーターされてどっかへ行ってしまった。これで時間が大幅に無駄となる。
  そんなこんなでなんとか安岳へ到着。と言っても石窟へどう行くかも知らず。近くの街までのバスはあるようだが、いかんせん本数が多くない。仕方なくバイクのおっちゃんを捕まえて「石窟へ行ってくれ」と任せた。安岳石窟は縣内に数多く点在しているので、特に有名なところへ連れて行ってくれた。結局なんとその日はバイクで200kmも走ってしまった。おしりは痛くなってしまったが、なんとも美しい造像を見ることができて満足満足だった。(2002年7月)

毘廬洞摩崖造像 Jul. 2002
Piludong Moyazaoxiang
thumbnail 第19号窟「観音経変」。石羊鎮油坪村に位置する。五代から北宋代にかけての造像465尊が現存する。第19窟内の水月観音は紫竹観音とも称され、像の高さは約3m。宝冠を戴き、胸部は肌を露出。左手をつき、右膝を屈し、左足で蓮の花を踏み、蒲葉の上に座る。北宋代の傑作と言ってもいいだろう。
毘廬洞摩崖造像 Jul. 2002
Piludong Moyazaoxiang
thumbnail 第8号窟「柳本尊十錬図」。柳本尊は四川嘉州(現在の楽山)人で、四川佛教密宗祖師の一人。十煉図は柳本尊の苦行修錬した10の故事からなる。主像柳本尊の高さはメートル。
黄桷大佛 Jul. 2002
Huangjue Dafo
thumbnail 鴛大鎮黄桷鋪、玄妙観摩崖造像の近くに位置する。大佛は弥勒佛の座像。大佛の周囲には唐代の造像が10数龕、約60尊現存する。近年大佛の両脇の崖に百余尊の観音像が彫られた。表情などはいまいちの出来。
華厳洞摩崖造像 Jul. 2002
Huayandong Moyazaoxiang
thumbnail 赤雲郷に位置する。宋代の開鑿。華厳洞と大般若洞の2つから成る。大小159尊の造像が現存し、華厳三聖、大乗十地菩薩、善財五十三参から構成される。菩薩像が特に素晴らしい。
圓覚洞摩崖造像 Jul. 2002
Yuanjuedong Moyazaoxiang
thumbnail 第10号窟「釈迦拈花微笑」。金花村に位置する。龕窟103、大小1933尊の造像が現存する。唐代に開鑿され、五代、南北宋代に最盛期を迎える。宋代のこの第10窟と第7窟「浄瓶観音」、第14窟「蓮花手観音」の3大窟が最も素晴らしく、それぞれの造像は高さ約7メートルある。
圓覚洞摩崖造像 Jul. 2002
Yuanjuedong Moyazaoxiang
thumbnail 第7号窟「浄瓶観音」。「西方三聖」と称される阿弥陀佛、浄瓶観音と大勢至菩薩。浄瓶観音は宝冠を戴き、耳には珠環、首には珠の首飾り、左手に浄瓶を持つ。慈愛の表情も美しい。

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