貴州省黔東南苗族侗族自治州 
Guizhou sheng Qiandongnan Miaozu Dongzu Zizhizhou 
 ホーム貴州省>黔東南苗族侗族自治州

都市名
  鎮遠縣。雲南省昆明から湖南省へ向かおうと思い、列車の時刻表を見ていて、乗ろうと思っていた列車がこの街に停車することがわかった。ここも以前から一度訪れてみたかった街の一つである。火車站に到着後、乗り合いタクシーで古城へ向かう。観光地化されて長いのか、それとも時期的なものなのか、宿を探してみるが高いところばかりだ。たぶん古城からちょっと離れれば安いところもあるのだろうが。適当に入った宿が、どうもあっち系の商売もしているらしく、雰囲気がちょっと怪しい。まぁ、宿泊するだけなら問題はなかったが。さっそく古城内を観光してみるが、開発され過ぎという感が否めない。昔風に作った新しい街になってしまっている。ぐるっと回ってみるが、見所の門票は高いし、あまり楽しくなかった。しかし、街中を流れる川沿いに戻ってくると龍舟のレースが開催されていた。しばらくこれを見て時間を潰す。実際に見たことはなかったのでなかなか楽しめた。(2008年10月)
古城墻 Oct. 2008
Guchengqiang
thumbnail 
鎮遠古城 Oct. 2008
Zhenyuan Guzhen
thumbnail 
龍舟レース Oct. 2008
Longzhou Bisai
thumbnail 
鎮遠古城 Oct. 2008
Zhenyuan Guzhen
thumbnail 
辣椒 Oct. 2008
Lajiao
thumbnail 
龍舟レース Oct. 2008
Longzhou Bisai
thumbnail 

都市名
  黎平縣。中心地は徳鳳鎮。從江から直接肇興へ行こうと思い、洛香行きのバスのチケットを買ったが、いつまで経っても発車しない。いい加減待つのも嫌になったので黎平へ行くバスに乗ることにした。チケットを交換して貰って出発。黎平に到着後、泊まる場所を探す。渉外のホテルを探すが数が少ない。なんとか見つけて値段交渉、4割引にしてくれるという。しかし、パスポートを見せて外国人とわかったとたん値引きはできないと言う。はぁ。しかし粘って10元安くさせた。もう。(2002年9月)
徳鳳鎮 Sep. 2002
Defeng Zhen
thumbnail 明洪武年間に建築が始まった山の中の街。二郎坡と東門街あたりは両端が高く中心部が低く「翹街」と呼ばれる。明清代の四合院や封火墻など昔ながらの建築物が残っている。
肇興郷 Sep. 2002
Zhaoxing Xiang
thumbnail 肇興は侗族の街。仁、義、礼、智、信の5つの村があり、それぞれに鼓楼がある。5つの鼓楼は風格も各々異なり、最も高いものは13層ある。もちろん釘1本も使われていない。
地坪風雨橋 Sep. 2002
Diping Fengyuqiao
thumbnail 清光緒二十年(西暦1894年)の創建。1959年に火災で焼失、1964年の冬に建て直された。長さ50.6m。釘を一本も使わずに組み立てられた。楼内の壁には侗族の風習が絵にされている。
肇興郷 Sep. 2002
Zhaoxing Xiang
thumbnail このあたりはまだまだ民族衣装を着た侗族が多い。軒先にはこうやって民族衣装を掛けて干してあったりする。街には戯樓などもあり、侗族の生活を色濃く残す街である。

都市名
  榕江縣。中心地は古州鎮。凱里からバスに乗って来た。途中にも行きたい街があったのだが、貴州は初めてなので今回は行きやすい街だけにした。さて夕方到着したので、その日は宿を探して休むことにした。一件の渉外ホテルを見つけチェックイン。荷物を置いて食事に行った。そしてホテルに帰るとフロントで呼び止められる。外国人はここに泊められないから、ホテルを移って欲しいそうな。このあたりは厳しいのかな。まぁ、仕方ないので泊まれるホテルを紹介して貰い移動。県政府が運営するホテルのようだ。結局こっちの方が安かったのでそれはそれでよかったのかも。(2002年9月)
車江鼓楼 Sep. 2002
Chejiang Gulou
thumbnail 古州鎮から河を隔ててほど近い車江、侗族の村だ。人口は2万6千、約3000戸があり、そのうち96%を侗族が占める。村の鼓楼は清光緒三年(西暦1877年)に建てられた。四角形の楼は侗戯の舞台があり、楼に登れば街を一望できる。また一番上の屋根には青瓦が用いられている。
三宝侗寨 Sep. 2002
Sanbao Dongzhai
thumbnail 「三宝侗寨」は車江が上、中、下の3つの村が連なっていることからこう呼ばれている。「天下第一侗寨」とも称され、侗族の生活感が色濃いところ。また車江の中心地である章魯村は、侗語標準発音の源の村となっている。左画像の鼓楼は21層、楼の下は村人たちの憩いの場となっている。

都市名
  從江縣。中心地は丙妹鎮。從江に到着、河沿いの小さな街だ。まずホテルを探して荷物を置く。まだ日が暮れるまでに時間があったので、高増侗寨まで行くことにした。渡し船で対岸に渡り、そこからはバイクに乗せて貰って高増侗寨へ。次の日は朝早く起きて、歩いて岜沙まで行く。途中、何人も民族衣装をまとった人たちに出くわす。女性が多いのだが、色鮮やかな衣装は綺麗だ。岜沙に到着、山道を下っていくと苗族の村に着いた。みんな民族衣装をまとっている。洋服を着ている私を物珍しそうに見つめていた。(2002年9月)
高増侗寨 Sep. 2002
Gaozeng Dongzhai
thumbnail 從江の北約8kmのところにある侗族の村。全村428戸、1900人弱の村民はすべて侗族。村には3つの族宗があり、それぞれが鼓楼を建てているので3つの鼓楼がそびえ立っている。村の子供たちはとても人なつこく、ちょっと休んでいると周りに寄ってくる。写真を撮ったりすると喜んでくれる。
岜沙郷 Sep. 2002
Basha Xiang
thumbnail 從江の街からそう遠くないこの村は、まだまだ苗族の習慣を守り続けている。この村には苗族以外はおらず、住居も「吊脚楼」と呼ばれる山の斜面を利用した建物となっている。
高増侗寨 Sep. 2002
Gaozeng Dongzhai
thumbnail 周囲を山に囲まれた村には、1条の清流が流れる。侗族独特の吊脚楼の住居が立ち並び、街中の水路には風雨橋がいくつもかかる。素朴な雰囲気のいい村である。
苗族 Sep. 2002
Miaozu
thumbnail 伝説では遠い昔、苗族の祖先蚩尤には3人の息子がいて、岜沙の人々はその3人目の息子の末裔だそうだ。岜沙郷の苗族は男性も必ず民族衣装をまとっている。若者が村から出て働きに行っても、帰ってくるときは必ず民族衣装に着替えなければ村に入れてもらえない。岜沙は伝統を大事にする正統な苗族の村だ。

©1996-2015 Kanoda Yoshihito. All rights reserved.