雲南省昆明市 
Yunnan sheng Kunming shi 
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都市名
  昆明市。成都から列車で丸一日、雲南省の省会、昆明市へ到着。あぁ、とうとうここまで来たのだなぁ。宿も某有名なドミトリーにする。同室は日本人の男の子一人と、韓国人らしき女の子一人。私は面倒くさがりなので、ほとんど人に話しかけることはしない。いかんなぁとは思いつつも、自分のことをさっさと済まして寝てしまう。
  あとは相変わらず地図を片手に路線バスに乗って観光。バスに乗らない日はないというほどバスに乗っている。やっぱり安さが一番だ。でもこちらの方はスリが多いらしいので気をつけなければ。あと昆明は列車の切符が手に入りにくいことでも有名らしい。ダメ元で駅の切符売り場へ5日先の重慶行きの切符を買いに行く。希望の列車はダメだったが、もう1本の列車の方を買えた。やっぱりやってみるもんだ。(2001年8月)

滇池 Aug. 2001
Dianchi
thumbnail 昆明の西南、海抜1886mにある湖。面積は297平方メートルに及ぶ。盤龍江など20を超える大小の河が流入する。写真は龍門からの眺め。
龍門 Aug. 2001
Longmen
thumbnail 山裾から龍門までは1333段の階段を上り、石窟開鑿時に彫られた隧道をくぐってたどり着くことができる。約300mの高さを登り、龍門をくぐったあとの平台からは滇池を一望することができる。「一登龍門、身価百倍」、昆明へ来たときは一度ここに登ってみよう。
金殿 Aug. 2002
Jundian
thumbnail 主殿が青銅で鋳造され、その眩い輝きから金殿と呼ばれる。明万暦三十年(西暦1602年)に湖北省武当山の金殿を模して建造されたが、明崇禎十年(西暦1637年)に、雲南省鶏足山に移された。現存する金殿は清康煕十年(西暦1671年)に、平西王呉三桂のもと建造。
武侯扎営処 Feb. 2010
Wuhou Zhayingchu
thumbnail 呈貢区。
太華寺 Aug. 2001
Taihuasi
thumbnail 元代、雲南の名僧玄鑑によって建立された。もとの名は佛厳寺。明代に拡建され、清康煕二十七年(西暦1688年)に修復される。銅佛19尊が奉られている。
龍門 Aug. 2001
Longmen
thumbnail 龍門石窟は清乾隆四十六年(西暦1781年)から72年間かけて開鑿された。呉来清、楊汝蘭、楊際泰の3人が指揮し、絶壁に彫られた石窟である。この絶壁に開鑿された石刻、平台、龍門石坊、石室、神像、天棚、室壁、香炉、燭台、供物などは全て精巧で、室内には魁星、文昌、関聖なども彫られている。
筇竹寺 Aug. 2002
Qiongzhusi
thumbnail 五百羅漢像。大雄宝殿および梵音閣、天台来閣に奉られている。清光緒九年(西暦1883年)から十六年まで、四川民間彫塑家黎廣修とその弟子5人によって作成された。
武侯扎営処 Feb. 2010
Wuhou Zhayingchu
thumbnail 呈貢区。

都市名
  宜良縣、中心地は匡遠街道。さてさて、春節のあと彼女(現、嫁さん)と旅行をすることになった。四川から手っ取り早く遊びに行ける場所と言うことで、雲南省へ来たのだ。私は雲南へ何度か来たことがあるのだが、彼女は初めて。石林はあまりおもしろくなかったので、今回は九郷に行ってみることにした。ま、彼女も一緒なので手っ取り早くバスターミナルで簡易ツアーを予約。彼女はこういった遊べる場所が好きなようだ。舟に乗れたりすると喜ぶ。私も思うに石林へ行くなら、こっちの方が楽しいかも。(2004年1月)
九郷風景区 Jan. 2004
Jiuxiang Fengjingqu
thumbnail 蔭翠峡。両側の崖に緑が被い茂り陰を落とすことから名付けられた。情人谷とも呼ばれ、昔は当地の彝族の青年男女が、男は左岸、女が右岸に立ち情歌を歌ったとされる。
九郷風景区 Jan. 2004
Jiuxiang Fengjingqu
thumbnail 仙人洞。清康熙年間にはすでに地方志に記載がある鍾乳洞。「仙人」とは彝族の古い祖先の伝説で「先人」、自分たちの祖先を意味するという。洞窟内には雄獅庁と呼ばれる広大な空間が広がり、その広さは総面積15000平方メートル、高さ20m以上、縦横200m以上もある。
九郷風景区 Jan. 2004
Jiuxiang Fengjingqu
thumbnail 鍾乳洞内には川が流れ込み、その流れが滝などにもなっている。中でも雌雄滝は川の中の巨大な石によって流れが二分され、二つの滝となって水が落ちている。また右写真上部には叠虹橋という天然の橋がかかり、洞窟の中に洞窟、橋の下に橋という景色を生み出している。
九郷風景区 Jan. 2004
Jiuxiang Fengjingqu
thumbnail 鍾乳洞内の水流はいろいろな景色を生み出す。中国の旅行家徐霞客が名付けたとされる「神田」と呼ばれる棚田のような水たまりなども見られ、ライトアップされて彩られている。

都市名
  嵩明縣、中心地は嵩陽街道。ここへは三国遺跡である「古盟台」を見るためにやってきた。嵩明のバスターミナルへ到着。ネットで調べた情報を元に聞き込みをするが、知っている人が全くいない。バスターミナル前の道は盟台西路と言う名なので、関連があるはずなのだが。結局、しばらく逆の方へ歩いてしまった。戻って街の中へ。なんとかここじゃないかという情報を得て、行ってみる。ネットに載っていた場所だ。その中へ入ってみると、あった。文物碑には武侯祠とも書かれているが、古盟台の上の建物はすでに流用されて中には何も残っていないようだ。(2008年9月)
古盟台 Sep. 2008
Gumengtai
thumbnail 
古盟台 Sep. 2008
Gumengtai
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都市名
  石林彝族自治縣、旧名は路南彝族自治縣。中心地は鹿阜街道。石林へ行く前日、ホテルで同室になった日本人とちょっとだけ話をした。彼の話によると石林の入場料は某ガイドブックに載っているより高くなっているとのこと。まったく最近は入場料の値上げが激しすぎるぞ。(結局その話の通り、かなり高くなっていたが、ここでも学割が利く! ふふふ、学生証様々ですな。)
  さてその翌日、石林ツアーのバスを探して行くことにする。バスのガイドは壮族の女性らしいが、おもいっきり漢化していている。「会社の規定で外国人は高いのよ」などと言い訳がましいことをぬかしながら10元余計に取る。バスの同乗者は私以外皆中国人、相変わらず食い散らかして、あっという間にバスの床はゴミだらけ。ツアーバスは便利なのだが、意味のないおみやげ屋に寄るのが難点。歴史もくそもない「ここって最近適当に建てただけちゃうん?」というような寺院にも寄ったりする。さらに中国人はこんな所でも何をしているのか知らないが、集合時間を守らない。石林への道路はそんなに悪くないのだが、なぜか事故が多発、見ただけでも5件はあった。巻き込まれないように祈りましょう。(2001年8月)

石林 Aug. 2001
Shilin
thumbnail 石林は広大な面積の中に大石林、小石林、外石林、芝雲洞、奇風洞、黒松岩、藏湖などで構成されている。石灰岩で形成された石峰、石柱、石芽、石鍾乳、石笋などがある。風景区では民族衣装を纏ったサニ族(彝族の一支族)のガイドをよく見かける。
石林 Aug. 2001
Shilin
thumbnail 大石林の眺め。毎年旧暦6月24日には当地のサニ族が集まって火把節が行われる。昼は竹竿に登ったり、狩りの腕を競ったり、夜は火を掲げて歌ったり踊ったりする。

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