寧夏回族自治区銀川市 
Ningxia Huizu Zizhizhou Yinchuan shi 
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都市名
  銀川市。青銅峡からバスに乗ったのだが、乗ったとたんにパンクの修理でしばらく停まる。コラコラ。銀川に到着後は安いホテルを探す。中国のガイドブックに載っていたところを当たってみると、シングルで値引きして60元。私にしてみれば高いのだが、バスターミナルからも近いし、探し回るのも面倒なのでここに決めた。しばらくすると敦煌で知り合った海外青年協力隊のMさんから連絡があった。夕飯を食べに行くことになり、火鍋をごちそうになってしまいました。Mさんのお友達2人も一緒に来られて、日本では女の子に囲まれることなどないので、ちょっとあがってしまったかも。後日、手作り牛丼などもごちそうになり、ほんまにありがとうございました。ぺこり。(2003年8月)
玉皇閣 Aug. 2003
Yuhuangge
thumbnail 「朔方新誌」には、明代の創建と記載されている。長方形の基壇の高さは19メートル。東南と西南の角には三重の亭、正面には小殿、後ろに2層の楼閣。現在の楼閣は1954年に再建。
鼓楼 Aug. 2003
Gulou
thumbnail 清道光元年(西暦1821年)の建築。高さ26メートル。鼓楼の四面には額が掲げられており、それぞれ東は「迎恩」、南は「来薫」、西は「挹爽」、北は「拱極」となっている。
承天寺塔 Aug. 2003
Chengtiansita
thumbnail 西夏天佑垂聖元年(西暦1050年)の創建。承天寺は明代初期に廃れたが、塔はなお存在した。清乾隆三年(西暦1738年)に地震によって崩壊、嘉慶二十五年(西暦1820年)に再建修復された。塔は11層、高さは64.5メートル。現在は寧夏博物館の敷地内に位置している。
南関清真寺 Aug. 2003
Nanguan Qingzhensi
thumbnail 清順治元年(西暦1644年)に南門外にて創建。1915年に城内へ移築される。1953年まで拡張が行われ、敷地面積13000平方メートル以上となる。文革中に破壊、1981年に再建。
西夏王陵 Aug. 2003
Xixiawangling
thumbnail タングート族が建国した、西夏王国の歴代帝王を葬った陵墓。9座の帝王陵と200余りの陪葬墓が残る。最も大きな3号墓は、西暦1038年に西夏を建国した李元昊の陵墓とされる。
海宝塔 Aug. 2003
Haibaota
thumbnail 創建時期は不詳。明万暦代の「朔方新誌」には紀元5世紀初の夏国王、赫連勃勃が修復したと記載がある。現在の塔は清乾隆四十三年(西暦1778年)に再建。高さ53.9メートル。

都市名
  霊武市。中心地は東塔鎮。せっかく寧夏に来たので、とにかくどこでも行ってみようと、霊武へ。この日は天気がいい。高廟は街中、鎮河塔は外れにあるので、徒歩でまわることにした。でもやっぱり暑いなぁ。汗っかきの私はいつもながら、タオルで額を拭きながら歩く。ちょっと街を外れると畑が広がって長閑だ。(2003年8月)
高廟 Aug. 2003
Gaomiao
thumbnail 明清時代は上帝廟と呼ばれていた。清代に兵火で燃える。1940年に出資者が現れ、1941年から再建が始まる。1943年に竣工した。総面積2000平方メートル、正殿の高さは30メートル。
鎮河塔 Aug. 2003
Zhenheta
thumbnail 元代もしくは元代以前に創建されたとされる。通称は東塔、銀川の西塔(承天寺塔)と並び称される。楼閣式のレンガ造りの塔で、11層、高さ43.6メートル。

都市名
  永寧縣。中心地は楊和鎮。寧夏と言えば回族、彼らはイスラム教を信仰しているので、やっぱりモスクが多い。せっかくなので有名なモスクを見に来た。永寧に着いてから、徒歩で納家戸というところまで行く。途中にも白い帽子をかぶった回族が多い。巡礼に来たのか、観光バスに乗った回族の団体もいた。納家戸のモスクでは、礼拝の時間じゃなかったので人はいなかったが、門の建物がすごくよかった。(2003年8月)
納家戸清真寺 Aug. 2003
Najiahu Qingzhensi
thumbnail 明嘉靖三年(西暦1525年)の創建。寧夏自治区で最も古いイスラム寺院の一つ。総面積は8000平方メートルに及び、礼拝大殿は面積1102平方メートル、1000人以上が同時に礼拝できる。
納家戸清真寺 Aug. 2003
Najiahu Qingzhensi
thumbnail 教徒の6割以上の姓が納のため、納家戸となる。「陝西通誌」には、当地の納姓の回民は、元代の政治家、賽典赤・瞻思丁の長男、納速拉丁の末裔と記載されている。

都市名
  賀蘭縣。中心地は習崗鎮。寧夏と言えば「西夏王陵と賀蘭山岩画」のイメージが強い。たぶんガイドブックの影響なんだろうけど。で、やっぱり見ておかないと。お、岩にたくさんの絵が描かれている。なんか宇宙人っぽい絵が多いな。ガイドブックでお馴染みの絵はもっとでかいのかと思っていたら、意外と小さくて、ちょっとがっかりした。(2003年8月)
賀蘭山岩画 Aug. 2003
Helanshan Yanhua
thumbnail 岩画は賀蘭山東麓の約20にのぼる渓谷に分布する。最も集中しているのは賀蘭口。古代北方の西戎、匈奴、鮮卑、突厥、党項(タングート)、蒙古などの民族が描き残したとされる。
賀蘭山岩画 Aug. 2003
Helanshan Yanhua
thumbnail 画の内容は崇拝、遊牧、狩り、生殖、巫術、戦い、踊りや各種の符号など多岐にわたる。古代先住民の生活や信仰、文化、芸術などを研究する上での貴重な資料となっている。

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