石空寺石窟 Aug. 2003
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Shikongsi Shiku
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中寧縣城の西北、余丁郷に位置する。もとは大佛洞、臥佛洞、観音洞、龍王洞、霊光洞などの石窟があり、石窟の前には寺院が建てられており、寺院内部にも塑像などが置かれていた。
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石空寺石窟 Aug. 2003
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Shikongsi Shiku
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テングリ砂漠の南端に位置するため風砂の影響が大きいうえ、清晩期の動乱も影響も加わり、寺院は荒廃、石窟は砂に埋没。1940年代、僅かに残ったのは「九間無梁洞」の一つだけ。
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石空寺石窟 Aug. 2003
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Shikongsi Shiku
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「九間無梁洞」は奥行き7.3メートル、幅12.5メートル、高さ20メートルの空間があり、奥の壁に3尊の仏像が並べられている。造像はすでに損壊が酷いが、明代の彩像の美しさが見て取れる。
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石空寺石窟 Aug. 2003
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Shikongsi Shiku
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石窟がいつごろから開鑿されたのかは、まだ不明。明代には「元故寺」と呼ばれており、元代にはすでにあったとおもわれる。現在は砂を取り除き、大部分がもとの姿に戻っている。
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